2012年10月2日火曜日

10/2 Today リットン調査団報告書発表(1932)

満州をめぐる紛争を調査するため国際連盟から派遣されたリットン調査団が最終報告書を発表した日:
リットン調査団 - Wikipedia :"調査団はまっすぐ満洲入りするのではなく、日本、中華民国(上海南京北京)の視察も行っている。日本では荒木陸相、中華民国では蒋介石汪兆銘張学良、満洲国では当時「執政」の座にあった溥儀と会談している。さらに満洲で抗日活動を続ける馬占山将軍との会見も試みたが、日本側の反対に会い実現できなかった。調査団の視察は1932年6月に完了。8月より北京で調査報告書の作成を開始し、10月2日、報告書を公表した。"


報告書の内容は、日本の満州における権益を維持するものであり、 実質的に日本には損のない内容。ところが「満州国」が認められなかったことで日本はこれに反発し、国際連盟を脱退。その後の展開は皆の知るところ。「名を捨て実を取る」と言うことを知らなかった。

硬直的な官僚的思考および国民の「空気」とやらに流され、健全な常識を失うと、常にこういうことになる。

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